ACCESS「フルミエル」【Tech Note MAKERS COLLECTION Vol.4】

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製造業女子がユニークかつ先端的な取り組みを行っているモノづくりのさまざまな現場に直撃インタビューするコーナー「Tech Note MAKERS COLLECTION」 女子ならではの切り口と、笑顔、時には体当たりのパワーで、モノづくりの魅力をたっぷりご紹介します。 第4回は今話題のゴルフスイングが見える「フルミエル」を開発した株式会社ACCESS様を訪問しました。お話を伺ったのは、株式会社ACCESS営業本部コネクテッドセールス統括1部の山田淳一氏(写真左)と、コネクテッドセールス統括1部の笹子哲敏氏(写真右)のお二人。ゴルフのスイングが上達する秘密兵器を試すことができると聞き、福田りえもゴルフクラブを片手にやる気満々です!

福田りえ

インタビュアー 福田りえ

静岡県出身。製造業(自動車下請け会社)に4年半勤務経験あり。 特技は走ること、おやじギャグ。
過去の経験を活かしながら、製造業の皆様の様々な取り組みを”実践形式”で、楽しくわかりやすくお届けします。
ご覧になる皆さんの息抜きや、アイデアのヒントになるような記事にしていきたいと思ってます!

スイングが「見える」フルミエル!

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ゴルフクラブに装着するだけでスイングを記録、分析できるフルミエル

福田りえ(以下りえ):今日はゴルフクラブにつける機器の取材と伺って、楽しみにしてきました。よろしくお願いします。

山田淳一氏(以下山田):よろしくお願いします。今日ご紹介するフルミエルという製品は、ゴルフクラブに装着するだけで、スイングを記録して分析することができるツールです。

りえ:本当に、このフルミエルを付けるだけなんですね。どのようにスイングを記録するのですか?

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アプリでスイングの軌道を見ることができる!

山田:スイングする際にフルミエルがその軌道を記録し、スマートフォンにダウンロードしたアプリから確認することができるんですよ。

りえ:すごい!分かりやすいですね!

山田:ありがとうございます。フルミエルには6軸のジャイロセンサーが搭載されており、取得したスイングのデータをBluetoothでスマートフォンに送っています。スイングを撮影しながら、その軌跡を重ねることもできます。

プロとの違いも一目瞭然。スイングの癖を直してスコアアップ!

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プロのスイングと比べて自分の癖を発見!

りえ:本当にわかりやすいです。プロと素人のスイングの違いもはっきりとわかりますね。

笹子哲敏氏(以下笹子):はい。まさにそこが要で、「アマチュアゴルファーがスコア100を切るためのツール」を目指して開発しました。2013年1月に販売開始以来、累計2万個以上売れており、ティーチングプロが生徒にスイングを指導するときのツールとしても使って頂いています。

山田:私自身、フルミエルを使い始めて、ハンデが21から15になりました!

笹子:私もフルミエルを使って、インパクトの瞬間に手元が上がる癖が見つかり、それが直ったのですよ。

りえ:皆さん、フルミエルのおかげでゴルフの腕前がメキメキ上がっているんですね。では、私もフルミエルを使ってみていいですか?

山田:もちろんです!

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一振りでスイングの状態が一目瞭然

りえ:まずは、普通に打ってみますね。(スイングする)

山田:ナイスショット!とは言い難い数値が出ましたね。

りえ:飛距離まで出るんですね。56ヤードでした…。

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フルミエルを見ながらアドバイスを受ける福田りえ。次こそは!

笹子:では、フルミエルを見ながら、スイングを矯正してみましょう。インパクト(ボールを打つ瞬間)の前に、もっとクラブを振り上げた方が良さそうですよ。あと、インパクトの瞬間に、ちょっと手元が上がっていますね。力まないように気をつけてみてください。

りえ:わかりました。(スイングする)

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フルミエルによる指導の成果あり!思わずピースサインのりえ

山田:おおー、すごい!ずいぶん向上しましたよ!

笹子:本当ですね。センスいいと思います!

りえ:やった!すごくうれしいです!

NEXT:BLE(Bluetooth Low Energy)で変わるIoTな世界

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ゴルフスイングのビッグデータ活用から広がる可能性

りえ:楽しかったです。ありがとうございました。これから、フルミエルは新しい機能などが追加されるのですか?

山田:機能面は今のままで十分ですが、今後はデータの活用を広げていきたいと思っています。

りえ:データの活用とは、どういうことでしょうか?

山田:例えば、フルミエルはこれまでに55万件分のアマチュアのスイングデータを取得しています。スイングデータに付随して、スコア、年齢、性別などの情報もありますので、どういうスコアの人がどういうスイングをするか、どういうスイングの人はどう指導すれば向上するのが早いかなど、膨大なデータから分析することが可能です。これらのデータを、ティーチングプロやゴルフクラブ、ゴルフグッズなどのメーカーと共有し、協業したいと思っています。

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スマートフォン、タブレットのフルミエルアプリ画面

りえ:なるほど。天気とスイングの関係などがわかれば、面白そうですね。

山田:それは面白いですね!某ハンバーガーチェーン店で、雨が降るとフィレオフィッシュが売れるという統計結果が得られたという話を聞いたことがあります。弊社では、様々なIoT(Internet of Things:モノのインターネット)デバイスを作っており、天気情報と何かを組み合わせるニーズは大きいと考えています。

BLE(Bluetooth Low Energy)で変わるIoTな世界

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りえ:フルミエル以外では、ACCESSさんはどのような分野に力を入れているのですか?

山田:弊社では、iBeaconをはじめとした様々なBLEデバイスとその情報を管理するシステムを提供しており、今盛り上がっているIoTの分野で、ハードウェア、アプリ、データ管理など、あらゆるツールを提供できる企業として様々な企業のお手伝いをしたいと思っています。

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ACCESS社のiBeacon端末

りえ:なんだかスゴそうですが、例えばACCESSさんの技術を使えばどういうことができるのですか?

山田:例えば、ある商業施設のチェーン店経営企業様から、「店舗にiBeacon端末を置いて、近くのお客様にプッシュ通知で宣伝をし、来店したお客様には特典を与える」という仕組みを1ヶ月で実現できないかと依頼されたことがありました。通常はイチから開発するので、1ヶ月では不可能なのですが、弊社の汎用ビーコンと、アプリのパッケージ、データ管理の仕組みを活用し、1ヶ月でアプリを公開することができました。

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フルミエルから、機械と人がつながる仕組みまで熱く語って下さった山田さん、笹子さん

りえ:1ヶ月で!それはすごいですね!

山田:はい、大変でした(笑)ただ、マーケティングは時間との勝負ですから、お客様にとって必要な仕組みをいち早くご提供できるように努めています。

りえ:素晴らしいですね。IoTという言葉を最近よく聞くようになりました。今後、世の中はどう変わっていくのでしょうか?

山田:消費電力が小さなBLEの登場によって、家電をはじめ、様々なモノとインターネットをつなげるのが容易になりました。いろいろなモノがインターネットにつながる世の中では、スマートフォンのBluetoothが常にON状態なのが当たり前になっていると思います。これは私の希望でもあります(笑)さらに、わざわざアプリを立ち上げたりスマートフォンをポケットから取り出したりしなくても、もっと自然な体験として機械と人がつながるような仕組みが広がっていくのではと思います。

りえ:どんな世の中になるのか楽しみですね!ありがとうございました!

会社プロフィール
株式会社ACCESS様(東京都 千代田区)

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クラウドサービスをはじめとした、携帯電話端末・専用機向けのソフトウェア・組込みブラウザーの研究開発、IoT対応機器・サービスの開発・運用を効率化するIoTクラウド統合ソリューションなどを展開している。

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りえ‘S コメント

日ごろはランニングばかりなので、ゴルフは全くの初心者ですが、フルミエルを使ってスイングをアドバイスしてもらうだけで、すぐに飛距離が伸びたのには驚きました。これさえあれば、ゴルフをするのがすぐに楽しくなりそうです!また、IoTがもっと一般的になれば、様々な情報を瞬時に得て、蓄積され、さらには活用されて、 私たちの生活が大きく変わる可能性を感じました。ありがとうございました!