Tech Note編集部が、直近の製造業ニュースからピックアップしてお届けします!
国内景気・統計
経産省、鉱工業指数平成27年12月分速報を発表(2016/01/29)
- 今月は、生産、出荷は低下、在庫、在庫率は上昇でした。
- 製造工業生産予測調査によると、1月は上昇、2月は低下を予測しています。
- 総じてみれば、生産は一進一退で推移しています。
生産:前月比-1.4%
低下業種は、はん用・生産用・業務用機械工業、電子部品・デバイス工業、輸送機械工業など
上昇業種は、窯業・土石製品工業、情報通信機械工業、化学工業(除.医薬品)など
出荷:前月比-1.7%
低下業種は、電子部品・デバイス工業、はん用・生産用・業務用機械工業、輸送機械工業など
上昇業種は、石油・石炭製品工業、情報通信機械工業、窯業・土石製品工業等など
在庫:前月比0.4%
上昇業種は、鉄鋼業、金属製品工業、電気機械工業など
低下業種は、輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、非鉄金属工業など
出典:経済産業省
経産省、中小企業輸出支援ハンドブックを配布。
TPPを契機に海外展開に関心のある事業者を支援(2016/01/25)
出典:経済産業省
自動車
トヨタ自動車、ダイハツ工業を完全子会社化。
両ブランドで小型車事業を強化(2016/01/29)
出典:ニュースリリース
フォード、2016年末までに日本市場から完全撤退(2016/01/25)
出典:ニュースリリース
三菱重工、フジオーゼックスと自動車用エンジンバルブ事業を統合。
中空バルブは合弁会社に移管、中実バルブは譲渡(2016/01/28)
出典:ニュースリリース
ボッシュ、日本で自動運転の公道試験を開始。
2020年までに高速道路での走行を目指す(2016/01/22)
出典:ニュースリリース
渦潮電機、フィリピン政府の電動三輪車両導入事業を約37億円で受注。
電化により大気汚染の改善を目指す(2016/01/27)
出典:ニュースリリース
独ZF TRW、自動車用ファスナー・部品事業を米ITW社に売却。
中核事業の研究開発に注力(2016/01/25)
出典:ニュースリリース
積水ハウスとホンダなど、水素エネルギー実証拠点整備プロジェクトを推進。
住宅展示場に水素ステーションを設置、スマートハウス化(2016/01/25)
出典:ニュースリリース
医薬品・医療機器
塩野義製薬と日産化学、新しい抗真菌薬の創薬で共同研究(2016/01/28)
出典:ニュースリリース
化学
東邦テナックス、米UTAS社へ航空機用ブレーキ材向け耐炎繊維を供給。
2030年まで、従来の約2倍の供給量へ(2016/01/26)
出典:ニュースリリース
食品
大塚製薬、フィリピンに機能性飲料・食品事業の合弁会社を設立。
ポカリスエットの販売を強化(2016/01/26)
出典:ニュースリリース
設備投資
新日鉄住金、米国に新たな自動車向け冷間圧造用鋼線の製造・販売会社を設立。
約61億円を投資。北米自動車市場の成長を見込む(2016/01/27)
出典:ニュースリリース
東洋紡、高機能ポリエチレン繊維の生産設備を増強。
約20億円を投資。2017年4月から販売予定(2016/01/27)
出典:ニュースリリース
東洋紡、インドネシアに新しく生産子会社を設立。
生地から縫製までを一貫生産。2016年1月から事業開始(2016/01/27)
出典:ニュースリリース
出光興産、SPS樹脂の生産能力を増強。自動車電装部品など向け(2016/01/25)
出典:ニュースリリース
規格の制定・改正
高機能性繊維分野において、ISOが日本提案の規格を採択。
消臭性試験法や吸汗速乾性試験法などを統一。市場拡大を期待(2016/01/29)
出典:経済産業省
経産省、「新市場創造型標準化制度」を活用した標準化案件を4件決定。
超精密用OリングやロボットスーツなどをJISやISOに提案(2016/01/29)
出典:経済産業省
番外編:日本能率協会主催「ものづくり総合大会」(2/17~19)
多数の企業から登壇者を招き、ものづくり戦略の参考になる先進企業事例を紹介する
「2016ものづくり総合大会」が、2/17(水)~19(金)に東京で開催されます。
なんと53回の歴史を持ち、毎年3,500名が参加するイベントです。
初日には「マネジメント改革とものづくり~日産自動車を例にして~」をテーマに、
日産自動車株式会社 元副会長 高橋 忠生氏が講演を行います。
ウェブサイトを見るだけでも、ものづくり最新トピックスが分かります。
ぜひ、ご覧ください。
<開催概要>
会期:2016年2月17日(水)~19日(金)
会場:東京コンファレンスセンター・品川(東京都港区港南 1-9-36アレア品川3F-5F)
対象:生産、調達、開発、品質分野等の幹部・マネージャ、スタッフの方々
主催:一般社団法人 日本能率協会