1983年発売のファミコン、その中身は?~iFixit分解レポート~

任天堂の家庭用ゲーム機ファミリーコンピュータ、略してファミコン!
1983年に発売され、累計出荷数は6,291万台*を記録しました。
(*:任天堂ウェブサイト ハード・ソフト販売実績より)

「これで遊んでいた」「子供に買ってあげた」という方も多いのではないでしょうか?
(ちなみに、私は買ってもらえず、友達の家でファミコンをしていました…)

そして、そのファミコンの中身、どのような部品で構成されていたかご存知ですか?
米国の修理情報サイトiFixitで、分解レポートが公開されていたので、
その内容をご紹介します。いろいろと技術の歴史を感じますね。

<ファミリーコンピュータ (HVC-001) 主な仕様>
・ロムカセット(カートリッジ)交換方式
・十字ボタンによる方向選択
・CPU:8ビット 1.79 MHz
・メモリ:2KB(16k bit) 
・音源:パルス波(矩形波)2系統、三角波1系統、ノイズ 1系統、DPCM 1系統、ミキサ
・解像度:256ドット x 240ライン
・同時発色数:25色
・入出力端子:ACアダプタ、TV/Gameスイッチ、チャネル選択スイッチ、RFオーディオ/ビデオ出力

まず、すべて分解すると、こんな感じです。消費電力4W、MADE IN JAPANです。
ファミコン

次に、電子基板を見ていきましょう。すべて日系メーカーですね。
ファミコン2

リコー  RP2A03G 8ビット1.79MHz CPU
リコー  RP2C02G-0 8ビット5.32 MHz PPU(Picture Processing Unit:画像処理チップ)
東芝   TC40H368P ヘキサバスバッファ
シャープ LLH5216D-12 2KB(16k bit) SRAM
日立   HD74LS139P デコーダ/デマルチプレクサ
富士通  MB74LS373 TTL(Transistor-transistor logic) IC

そして、任天堂「テニス」のカセットの中身です。結構すかすかです。
子供の時は、複雑な機械が入っているかと思っていたので、少しショックです。
でも、必要なものはプログラムのデータだけなので、これで十分ですね。
ファミコン3

右のチップにはHVC-TE-0 CHR、左のチップにはHVC-TE-0 PRGと
刻印されているので、それぞれキャラクタとプログラムが記録されているのでしょうか。

容量は合計24KBで、とてもコンパクト。こんな小さな容量でも、
子供から大人まで楽しめるゲームを作ることができたことに、驚きます!

出典:Nintendo Family Computer (Famicom) Teardown - iFixit
ファミリーコンピュタ - Wikipedia
テニス (任天堂) - Wikipedia