GoPro HERO4 Session、その中身にせまる!~iFixit分解レポート~

皆さん、GoProをご存知ですか? 今やアクションカメラの代名詞。速さや危険さを楽しむ「エクストリームスポーツ」で存在感が増している、ホットな製品なんです。広角レンズを搭載しているのが特徴で、ズームや手ぶれ補正といった機能を思い切って省いています。安価なものだと、液晶画面もありません。小型かつシンプルで壊れにくいので、多少手荒に扱っても大丈夫。ユーザーが装着すれば、自分目線の臨場感ある映像を撮影できるのです。 GoPro_img1.jpg

GoPro HERO4 Session(左)、GoPro HERO3+(右)

もし、GoProを水辺で使うなら、防水ケースに入れて使う必要があります。でも、新しい「GoPro HERO4 Session」なら、必要ありません。本体そのものが防水機能を持ち、外観も従来のGoProと一線を画すカワイイものに。そんな新しいGoProの中身、気になりませんか?
そこで、米国の修理情報サイトiFixitから、公開されている分解レポートを紹介します!

<GoPro HERO4 Session(CHDHS-101-JP)の主な仕様>

  • 実売価格:約3万円
  • サイズ:38.2mm(横)× 38.2mm(高さ)×36.4mm(奥行)
  • 質量:74g
  • 防水性能:10m
  • 静止画撮影:最大800万画素
  • 動画撮影:最大1440p、30fp
  • 通信:Wi-Fi + Bluetooth
  • バッテリー:リチウムイオンバッテリー1030mAh(交換不可)
  • 入出力端子: micro USB、microSD

GoPro HERO4 Sessionは、防水仕様のため厳重に密閉されていました。試行錯誤の末、iFixitの技術陣はニッパーによる破壊を試みたようです。中身を見ると、バッテリーは基板にはんだ付けされていました。防水性を優先した結果でしょうか。唯一の開口部はmicroUSBやmicroSDの挿入口です。ここのふたはパッキンで覆われていました。写真を見ると、まるでキューブサットのように、部品が並んでいます。

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搭載されている主な電子部品は以下の通りです。

  • クアルコム QCA6134X-AM2D Wi-Fi/Bluetooth SiP
  • アンバレラ A7LS Video and Image Processing SoC
  • マイクロン JWB25 NAND Flash + LPDDR2 MCP
  • オーストリアマイクロシステムズ AS3715 電源管理ユニット
  • 1/3.2型 イメージセンサ

小型化のためか、レンズモジュールとイメージセンサは接着剤で固定されていました。また、四角形の筐体にmicroSDスロットが斜めに配置されていました。空間を有効に活用した結果とはいえ、各所でトリッキーな配置をしています。 GoPro_img3.jpg

iFixitでは、デバイスの修理難易度を1から10の数字で格付けしています。GoPro Hero4 Sessionは分解時に筐体を破壊する必要があり、再び組み立てることは不可能でした。よって、評価は最難度の「1」に。

さらに詳しい分解の様子を見たい方は、iFixitのサイト(英語)へ。プリント基板の詳細画像や、X線画像など、見ると楽しい情報が盛りだくさんです!

出典:GoPro Hero4 Session Teardown - iFixit
GoPro - ウェブサイト