アキバ+ヘルスケア=オシャレな補聴器専門店!?:ササキチのアキバジャンク祭り3

アキバ+ヘルスケア=オシャレな補聴器専門店!?:ササキチのアキバジャンク祭り3

アキバブロードキャスター&サンコーレアモノショップ 秋葉原総本店 店長のササキチです。

本日は、秋葉原の「e☆イヤホン秋葉原店 カスタムIEM専門店」地下1階にある補聴器専門店「リスニングラボ」にお邪魔します! 普段触れる機会の少ない補聴器について、じっくり伺ってみたいと思います。

補聴器はカッコいい?

リスニングラボのテーマカラー緑の手すりが、ステキです

リスニングラボのテーマカラー緑の手すりが、ステキです

補聴器専門店と聞くと、かしこまった場所をイメージしていましたが、入ってみると内装は現代風でオシャレ。取り扱う補聴器もオシャレな予感が! そんなリスニングラボの代表取締役を務める野田 圭男氏に、お話を伺いました。

——リスニングラボさんではどんなものを取り扱っていますか?

野田 圭男氏(以下、野田氏):主な商品は補聴器です。「医療機器の補聴器が並ぶって、堅苦しくて入りづらそう」と感じる人が多いかもしれません。現在は、スマートフォンや音楽関連サービスが進歩しているので、当店では補聴器と音楽を結びつけて(注:1階にあるe☆イヤホンと提携)、補聴器をより身近に感じてもらいたいと考えています。

リスニングラボ代表取締役の野田 圭男氏

リスニングラボ代表取締役の野田 圭男氏

――すてきなコンセプトですね。補聴器というと、ベージュ色というイメージがあります。若者やデザインにこだわりのある人向けの補聴器も、発売されているのでしょうか?

野田氏:近年は、デザインに注力した補聴器も、多数発売されています。カラーバリエーションが豊富なだけでなく、着けていても目立たない、小さなものも登場しました。どんな年齢層の方にも気に入ってもらえるくらい、ラインアップが充実しています。

最近の補聴器は1製品だけでも、カラーバリエーションが豊か

1製品だけでも、カラーバリエーションが豊か

補聴器本体だけではなく、補聴器専用電池のパッケージデザインもオシャレ

補聴器本体だけではなく、補聴器専用電池のパッケージデザインもオシャレ

若者の聴力障害が問題に

——凝ったデザインの補聴器が多数登場しているということは、若年層の聴覚障害者が増えてしまっているのでは?と感じました。

野田氏: WHO(世界保健機関)は2015年、世界で約11億人の若者が、聴覚を失う危険性があることを発表しています。聴覚障害を抱えている人数ではないものの、ショッキングな話です。

——そんなに!? 何か原因があるのでしょうか?

野田氏:WHOの発表では、音楽を長時間・大音量で聴く機会が多いことが原因だそうです。12~35歳のうち約4,300万人が音楽で聴力損失を経験しており、中・高所得国の50%以上の若者が音楽プレーヤーやスマートフォンで、安全ではない音量で音楽を聴いているとのことです。

——深刻な問題になっているんですね…。

野田氏:そうですね。WHOも「音楽を聴く時間は1日1時間まで」と勧告したくらいです。

オリジナル補聴器づくりを体験!

野田氏:弊社も、悩める方々のために、少しでもお役に立てるようにと思っています。そのサービスの一つとして、補聴器のカスタマイズを行っています。アーティストがライブステージ上で演奏をモニタリングできるように、耳の内側の形に合わせて作るカスタムインイヤーモニター、通称カスタムIEMという種類の製品があります。カスタムIEMの補聴器版です。

——それはすごそう! 具体的にどうやって耳の形を調べるんですか?

野田氏:シリコンを耳に入れて型を採ります。カスタマイズの補聴器づくりを体験してみませんか?

——ぜひお願いします!

野田氏:まずは聴力を測ります。聴力により、おすすめする商品が変わるんですよ。(専用の機械を使用し、聴力を測定)次に、耳の型を採りましょう!

耳の型を採るシリコン、おいしそうです(笑)

耳の型を採るシリコン、おいしそうです(笑)

専用の耳栓を入れてからシリコンを耳の中に流し込みます

専用の耳栓を入れてからシリコンを耳の中に流し込みます

認定補聴器技能者の資格保持者なので、安心安全ですね

認定補聴器技能者の資格保持者なので、安心安全ですね

型を採るとき、耳が密閉された感覚でしたが、本物のIEMを装着しているのとほぼ同じ状態とのこと。型を耳から取るときの気持ちよさも新鮮でした。貴重な体験、ありがとうございます。

こちらがササキチの耳の型です

こちらがササキチの耳の型です

補聴器をサポートする機器も登場

リスニングラボでは補聴器だけでなく、補聴を補助する機器も扱っているそう。お店のおすすめは、「ロジャー ペン」。偶然、お店にいらっしゃった販売元フォナック・ジャパン 野田 富美夫氏にお話を伺いました。

フォナック・ジャパンの野田 富美夫氏(写真右)

フォナック・ジャパンの野田 富美夫氏(写真右)

——ロジャー ペンについて教えてください。

野田 富美夫氏(以下、野田(富)氏):そもそもフォナックという会社は、ろう学校で先生の声をクリアに聞けるような商品を開発していました。一方「ロジャー」シリーズは、補聴器を利用している一般の方にも、気軽に利用できるマイク付きの送信機です。

話し手の声をロジャーとワイヤレス連携した補聴器へ送ることで、聞き取りを改善するという仕組みです。ロジャー ペンは、その名のとおりペンのマイクで、4つの使い方が可能です。

ロジャー ペンは、大きさもフォルムも一般的なペンそっくり

ロジャー ペンは、大きさもフォルムも一般的なペンそっくり

——ロジャー ペン1つで、いろいろな使い方ができるんですね。具体的にはどのような機能が搭載されているのでしょうか?

野田(富)氏:まず、ロジャー ペンを相手に向けると、相手の声だけを拾う指向性マイクとして利用できます。付属のネックストラップを取り付けて首にかければ、ハンズフリーでスマートフォンの音声通話が可能になります。ほかにも机に置くと無指向性のマイクとなり、室内全体の音を拾う機能も備えています。会議など多くの人の声を聞き取りたいときに使えるモードです。

——話す相手が1人でも複数でも、適したモードで音声を拾ってくれるとは、使い勝手がいいですね。残り1つの機能はなんでしょうか?

野田(富)氏:充電スタンドにロジャー ペンを挿すと使える機能で、テレビから流れる音が、まるでイヤホンをつなげているくらい、クリアに聞こえる仕組みを備えています。また、ロジャー製品は、サッカーのワールドカップの審判が採用し、試合中に使っています。

——え!? 室内だけではなく、スタジアムなど人の声が飛び交う場所でも、聞き取れるということでしょうか?

野田(富)氏:はい、問題なく聞き取れますよ。

テレビの音もクリアに届けるロジャー ペン

テレビの音もクリアに届けるロジャー ペン

世界の大舞台に使われるほど信頼されているロジャー製品。リスニングラボがおすすめするのも納得です。

ササキチの振り返り:ポイントは補聴器を気軽に選べる雰囲気づくり

聴覚障害に悩む方々をサポートする補聴器は、カッコいいデザインの製品から、耳型を採ってカスタマイズするもの、高機能の製品まで登場していたとは知らなかったです! リスニングラボは、誰でも気軽に相談できる雰囲気づくりにこだわっているのも好印象でした。「補聴器」という概念が変わります。歴史あるモノにも、新しい波が来ているのを感じました。

リスニングラボの野田圭男さん、どうもありがとうございました!

リスニングラボの野田圭男さん、どうもありがとうございました!

リスニングラボ

営業時間:水〜日曜11:00~19:00
住所:101-0021 東京都千代田区外神田4-6-7 カンダエイトビルB1F
TEL:03-5298-5573 FAX:03-5298-5572
URL:http://秋葉原補聴器.com/