破壊工学

金属疲労き裂とパリス則:破壊工学の基礎知識8

今回は最終回です。応力拡大係数を使いながら、金属疲労き裂の進展速度を求めるパリス則を解説します。まずは、金属疲労き裂進展の3段階を見ていきましょう。

応力拡大係数の計算方法:破壊工学の基礎知識7

今回は、さまざまな形状の部材で応力拡大係数を求める方法を紹介します。まずは、応力拡大係数の定義と補正係数の考え方から、見ていきましょう。

応力拡大係数とき裂による破壊:破壊工学の基礎知識6

今回は、応力拡大係数と破壊の関係について、き裂のある材料における具体的な破壊条件と、ロケットの材料開発と破壊検査の事例を解説します。

応力拡大係数と破壊じん性:破壊工学の基礎知識5

破壊現象の説明は容易ではありません。この代表的な事例が、リバティ船の破壊事故です。建造されたリバティ船2,710隻のうち200隻以上で、軍事作戦とは関係ないところでの沈没や、使用できなくなるほどの損傷が発生しました。

き裂と破壊:破壊工学の基礎知識4

今回は、き裂が大きくなる条件について、破壊力学の祖・グリフィスの実験を交えながら説明します。き裂は、部材の一部が分離している状態です。部分的に壊れた状態ということもできます。き裂が進展すると、部材は2つ以上に分離し破壊に至ります。

応力と応力集中:破壊工学の基礎知識3

今回は、応力集中と破壊について説明します。応力集中は、材料や部材のき裂(傷)部分など、特定の箇所に発生する大きな応力です。部分的であるとはいえ、大きな応力が発生することは、部材にとっての弱点となり、破壊を早める原因となりかねません。

弾性変形と塑性変形~破壊の前に起きること~:破壊工学の基礎知識2

ものが壊れるかどうかを決定するのは、力の大きさではなく、単位面積当たりの内力である応力です。応力に着目すると、破壊という現象をシンプルに説明できます。今回は、破壊に至る前に応力が大きくなるに従って、材料の中で起きる弾性変形と塑性変形につい…

応力とは?強さとは?:破壊工学の基礎知識1

機械的な製品開発に携わる技術者であれば、ひび・き裂など、破壊のトラブルに直面したことがあるのではないでしょうか? 破壊工学という用語は、普段あまり聞き慣れないかもしれません。しかし、製造業や建設業の技術者には、理解を深めてほしい分野です。全…