ダイカスト

特殊ダイカスト技術:ダイカストの基礎知識10

最終回となる今回は、特殊なダイカスト技術とダイカスト合金を紹介します。これらを用いることで、従来のダイカスト技術では難しかったT6熱処理や溶接が必要な部品にも、ダイカストを適用できるようになります。まずは、特殊なダイカスト技術から見ていきま…

ダイカストの品質と欠陥:ダイカストの基礎知識9

今回は、ダイカストの品質を取り上げます。ダイカストは、溶湯を高速・高圧で金型キャビティに充填します。これにより、他の鋳造法では得られない優れた組織と強度が得られます。その一方で、ダイカスト特有のさまざまな欠陥が発生するため、特性をよく理解…

ダイカストの鋳造工程:ダイカストの基礎知識8

今回はダイカストの鋳造工程から、特に重要な溶解・溶湯処理、鋳造作業、後処理作業、検査の4つを取り上げます。溶解・溶湯処理では、鋳造合金を溶解し、溶湯を製造します。鋳造作業で、溶湯を製品の形状に加工し、後処理作業で不要部の除去や表面処理を施し…

ダイカスト金型の設計:ダイカストの基礎知識7

今回は、ダイカスト金型の設計を取り上げ、キャビティ部や金型分割面、金型サイズなどを解説します。ダイカスト金型の出来栄えは、製品の生産性・品質を8割決めるといわれています。金型設計では、製品の品質・生産性の確保と、金型の製作コスト・耐久性・作…

ダイカストの鋳造方案設計:ダイカストの基礎知識6

今回は、ダイカストの鋳造方案設計を取り上げます。鋳造方案設計では、金型の溶湯流路や空気排出通路などを設計します。鋳型の中を溶湯で十分に満たし、凝固・収縮の過程を経ても、欠陥のない優れた品質のダイカストを作ることが求められます。

ダイカストの製品設計:ダイカストの基礎知識5

今回はダイカストの製品設計を取り上げます。ダイカストの製品設計では、製品図や要求仕様を基に、合金材料の選定、鋳造法の選定、ダイカストマシンのサイズ、取り数、製品部の詳細形状、後加工・後処理への対応を検討します。

ダイカスト金型:ダイカストの基礎知識4

今回は、ダイカスト用金型の構造と材質、種類を紹介します。ダイカスト金型は、ダイカストの3要素(鋳造合金・ダイカストマシン・金型)の中で最も重要です。金型の損傷は生産性の低下、コスト増につながり、金型の完成度はダイカストの品質に大きな影響を与…

ダイカストマシンの構造:ダイカストの基礎知識3

今回は、ダイカストマシンの構造と原理、種類を解説します。ダイカストマシンは、金型を開閉する型締装置、溶湯を金型内に射出・充填するための射出装置、ダイカストを金型から押し出すための押出装置で構成されます。コールドチャンバーダイカストマシン、…

ダイカスト合金の種類と特徴:ダイカストの基礎知識2

今回はダイカストに使われる合金を取り上げます。JISに規定されているダイカスト合金は、アルミニウム合金、亜鉛合金、マグネシウム合金の3種類です。その他に、銅合金、スズ合金、鉛合金なども用いられます。これらの合金の特徴や用途を解説します。

ダイカストとは?:ダイカストの基礎知識1

ダイカストは、精密な金型(キャビティ)に溶融金属を高速で注入し、高圧をかけて冷やして固める鋳造方式です。同方法により得られる製品もダイカストと呼ばれます。高い精度の鋳物を短時間で大量に生産でき、自動車関連部品などに多く使用されています。本…